髪に良い食べ物って?
昨日あげた焼きそばからのつながりです。
一般的に髪に良い食べ物と言われて連想するのが海藻類。
ですが、これらには髪に良いと言われてる迷信です。
昔からの言い伝えで海藻類が良いというのは江戸時代の考えで
当時の女性の洗い髪の美しさが海の中で漂う、昆布やワカメの様なので
それを食べれば髪に良いのではないか?との発想からきてます。
白髪になったら黒胡麻や黒豆を食べれば髪が黒くなるというのも迷信で
毛髪を黒くするのはメラニン色素なので、メラニン色素を増やすことの出来る食品(チロシン)を含む食材が良いという事になります。
もし、黒胡麻や黒豆を食べて髪を黒くなるのなら、皮膚もメラニン色素ですから色黒になるはず。
それじゃあ何食べれば良いの?って事になります。
毛髪は身体の一部なのでタンパクで出来ています。
毛髪は18種類のアミノ酸から出来ていて、その中かで1番多いのがシスチンという硫黄を含んだアミノ酸です。
※髪を燃やすと臭いのはこの硫黄を含んでいるからです。
硫黄を含んだタンパク質を多くとれば良い?
確かに硫黄を含んだタンパク質が髪に良いのですが、やはりバランスが大事で、硫黄に偏ったタンパクだけ取りつずける事は身体に良くないです。
毛髪に良く(含硫アミノ酸)、メラニンを作るチロシンを含む食材
・鯵、鰯、秋刀魚、鯖(含硫アミノ酸・チロシン共に多い)
・牛肉(脂なし)
・鶏卵
・大豆
・玄米ご飯
・白米ご飯
これらの食品をバランス良く取る事によって「髪に良い」と言われる栄養を摂る事が出来ます。
海藻類もミネラルが豊富なので合わせて食べて、バランスの良い食生活を心がけましょう。